ヨーロッパ式予防矯正治療
予防矯正治療とは
永久歯の前歯が生え始めたらデコボコになってしまった場合、それは歯の大きさと顎の大きさのバランスが悪くて、そのまま放置しておくと、将来、さらにデコボコがきつくなったり、八重歯になったりします。あらかじめ、こういったことを予防するため、十分な検査をして治療方針を立てておき、将来の歯並びをより良くするための矯正治療です。
治療開始の時期は
乳歯の前歯がまだ残っている時期から、永久歯が生えそろうまでの年齢、つまり歯が自分で動く時期を上手く利用して治療します。おおよそ5歳から7歳ぐらいの年齢で治療を始めて、小学生の学童期に治療を終わるのが最適です。
一般的に、年齢が低いほど顎は広がりやすいので、治療期間はケースによって違います。出来るだけゆっくりと顎を広げてゆくので、1年から2年程度かかる場合が多いです。治療後はやはり広げた顎が後戻りしないように、、取り外しの保定装置を使いながら、永久歯が生えそろうまで経過観察します。
装置と治療方法
ヨーロッパで開発され、治療実績も十分にある拡大装置を使って、ゆっくりと顎を広げてゆき、永久歯を抜歯することなく歯並びを整える治療です。
治療の仕上げではワイヤーとブラケットを着けて、傾いている歯やねじれている歯を修正する場合がありますが、ワイヤーとブラケットを着けている期間を比較的短縮することが可能です。
装置の更新が必要
治療用の装置は治療が進むと役目を終えるので、新たに作り直しが必要です。顎を広げるための拡大装置は広げる量によって2から4種類、それと仕上げ用にワイヤーとブラケット、治療終了後に保定装置を使うのが一般的な装置の組み合わせです。
予防矯正の治療の流れ
治療を希望される場合は、矯正検査がかならず必要です。これは本格的に上下顎で矯正をされる場合と同じです。矯正治療の流れでご確認ください。
骨格的な不正咬合の場合は無理
矯正検査の結果、上下顎の骨格にアンバランスが在り咬み合わせが悪くなっているケース、たとえば出っ歯、受け口、開咬など骨格性の問題がある場合、顎に比べて永久歯が大き過ぎて著しいデコボコのある場合などは、本格的に上下顎で矯正治療したほうが良く、予防矯正は適用できませんのでご了解ください。